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2022年の派遣業界総括~全職種で過去最高時給を記録

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2022年の派遣業界総括~全職種で過去最高時給を記録

2022年の派遣業界総括~全職種で過去最高時給を記録

2022/12/26

エン・ジャパン株式会社が運営する日本最大級の派遣のお仕事探しサイト『エン派遣』では、サイトに掲載されたすべての職種(※)の求人情報をエリア別(※)に集計し、募集時の平均時給分析を行なっています。この度2022年1月度~11月度の集計結果がまとまり、2022年の総括、2023年の展望と合わせて発表されました。

全職種で過去最高時給を記録

 

2022年、『エン派遣』三大都市圏の平均時給は、全職種が過去最高時給を更新しました。2月度に全職種で前年同月比を上回り、以降、直近11月度を含め10ヵ月連続で全職種が前年同月比を上回る結果に。年間を通して、昨年より高い時給水準が続いています。『エン派遣』サービス責任者中島純氏は要因は3つあげられるとしています。

1.高時給案件の台頭

特にITエンジニア職に見られました。コロナ禍において、企業のDX化の促進などが影響している模様です。

2.求人案件数の回復

新型コロナウイルスの影響はあるものの、サービス業種が特に回復傾向にあります。全国旅行支援の開始など国の経済政策によるものも大きいです。ただそれにより人手不足も顕著に表れてきているようです。

3.働き方の多様化

コロナ禍を通じて、在宅勤務など働き方の多様化につながっています。働く側の選択肢も増えていることで、人気求人の条件にも変化が出てきている様子。

 

2023年も求人数の増加、時給の上昇も続く見込み

エンジャパンでは2023年も、求人数の増加は続くと見ています。経済活動の復調に合わせて人手不足も継続の見込みです。特にIT系・サービス系・介護系では慢性的な人手不足が続き、それに伴って人材確保に向けた時給の上昇が見込まれる模様です。

 

2022年は育児・介護休業法の改正、10月からは社会保険の適用拡大と大きな動きがあった1年でした。2023年にも労働基準法の改正(月60時間超の時間外労働の割増賃金率が引き上げなど)など動きが予定されています。企業での対応も求められます。働き方の多様化も進み、テレワークや副職も増えることも予想されます。従業員の皆さんがたくさんの選択肢の中から、自分に合った働き方を見つけて気持ちよく毎日を過ごせるように、企業側は工夫をしていく必要がありそうです。

引用:2022年の派遣業界 総括レポート 『エン派遣』調査レポート


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