2022年4月から年金制度が改正されました
2022/05/12
2022年4月より年金制度改正法等の施行により年金制度の一部が改正されました。
・繰下げ受給の上限年齢引上げ
老齢年金の引下げの年齢について、上限が70歳から75歳に引き上げられました。また65歳に達した日後に受給権を取得した場合についても、繰下げの上限が5年から10年に引き上げられました。
対象は令和4年3月31日時点で、70歳に達していない方(昭和27年4月2日以降生まれの方)または受給権を取得した日から5年経過していない方です。
詳しくはこちらのPDFをダウンロードください。
日本年金機構:令和4年4月から老齢年金の繰下げ受給の上限年齢が75歳に引き上げられました
その他にもいくつかの改正点があります。
・繰上げ受給の減額率の見直し
・在職老齢年金制度の見直し
・加給年金の支給停止既定の見直し
・在職定時改定の導入
・国民年金手帳から基礎年金番号通知書への切替え
日本年金機構のホームページでは、これらの改正点を含めた老齢年金制度の仕組みをわかりやすく記したパンフレット等を公開しています。
ダウンロード 日本年金機構:パンフレット(年金の給付に関するもの)
年金は同じ保険料を納めても、受取る時期によって年金額が変わるしくみになっています。定年後も働き続ける環境が整ってきて、いつから年金をもらうのか選択肢が広がってきました。今一度、ここで確認してみましょう。
ダウンロード 日本年金機構:老齢年金ガイド