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エンゲージメントサーベイ質問事項まとめ【項目別】具体的な質問例と各目的について解説

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エンゲージメントサーベイ質問事項まとめ【項目別】具体的な質問例と各目的について解説

エンゲージメントサーベイ質問事項まとめ【項目別】具体的な質問例と各目的について解説

2025/11/18

近年、企業では、従業員の仕事への意欲や組織への満足度などを可視化し、職場の現状を把握するための手法として「エンゲージメントサーベイ」が活用されるケースが増えています。

 

エンゲージメントサーベイを効果的に行うには、質問項目の内容をどのように設定するかが大変重要です。

 

この記事では、多角的な視点からエンゲージメントを把握しやすくする質問領域と設問例を、わかりやすく整理して紹介します。

 

エンゲージメントサーベイとは

エンゲージメントサーベイは、従業員が仕事や職場にどの程度前向きに関わり、満足しているかを把握するための調査です。

 

従業員のモチベーションや職場環境の現状を見える化し、今後の職場づくりの参考とすることを目的としています。

 

また、従業員の愛着心や帰属意識、仕事への意欲などを把握し、離職や定着、働きやすさの観点での検討材料として活用できます。

 

エンゲージメントサーベイの質問事項まとめ

ここでは、「仕事の満足度」「職場環境」「上司との関係」など、よく使われる項目を分かりやすくまとめました。

自社でサーベイを作成するときに、どんな質問を入れると良いか考える参考にしてみてください!

 

1.仕事の満足度に関する質問

エンゲージメントサーベイで従業員の仕事満足度を知るためには、仕事へのやりがいや環境、自己成長の実感など多面的に尋ねる質問が効果的です。

具体的な質問例を以下に記載します。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・現在の仕事内容に満足していますか?

・仕事にやりがいを感じていますか?

・自分の能力を十分に発揮できていると感じますか?

・自分の仕事が組織の目標達成に貢献していると感じますか?

・日々の業務に対して達成感を感じていますか?

・自分の役割や責任に納得していますか?

・現在の仕事の負担は適切だと感じていますか?

・仕事での成功体験が十分に得られていると思いますか?

・上司やチームからのサポートは十分だと感じますか?

 

これらの質問に対して5段階評価(例:非常にそう思う〜全く思わない)を用い、数値化することで測定が可能です。

集計後、平均値や分布を分析し、部署ごとの傾向や課題を特定します。

 

さらに、満足度の高低と他の指標(離職意向や生産性など)を関連付けて分析することで、組織改善に活かせます。

 

2.職場環境に関する質問

職場環境に関する質問例としては、以下が代表的です。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・職場の物理的な環境は快適ですか?

・同僚や上司とのコミュニケーションは円滑に行われていますか?

・職場の雰囲気や文化に満足していますか?

・チーム内で信頼関係を築けていますか?

・職場の安全対策は十分だと感じますか?

・職場内での情報共有はスムーズに行われていますか?

・上司からのサポートや指導は適切だと感じますか?

・職場の設備やツールは仕事を効率的に進めるのに十分ですか?

 

職場の物理的環境は、快適さや安全性の確保が従業員の働きやすさに影響を与えると考えられています。

職場文化は信頼や公平性、コミュニケーションの質を通じて従業員の帰属意識ややる気に大きく影響します。

 

この両者が整うことで、モチベーションや生産性の向上が期待されます。

職場環境の評価と離職意向や生産性などの他指標との関連を解析し、職場環境改善の具体施策の策定に役立てます。

 

3.上司やリーダーシップに関する質問

エンゲージメントサーベイのリーダーシップや上司に関する質問には以下があげられます。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・上司は自分の意見や考えを尊重してくれていますか?

・上司はあなたの話をよく聞いていますか?

・上司からのサポートや指導は適切だと感じますか?

・困った時に上司に相談しやすい環境ですか?

・上司はチームメンバーとの信頼関係を築けていますか?

・上司は公正な評価をしていると感じますか?

 

 

リーダーシップはエンゲージメントにおいて極めて重要な要素です。

上司の行動や態度は、従業員のモチベーションや安心感、自己効力感に直接影響を与え、職場の信頼関係や帰属意識を形成します。

 

良好な上司との関係性は、従業員の働きやすさや職場への安心感に影響を与える要因の一つとされています。

 

逆に、上司との関係に課題がある場合は、職場全体のエンゲージメントが低下し、組織パフォーマンスに悪影響を及ぼすため、組織はリーダーシップの質を高めることが重要です。

 

4.キャリアの成長に関する質問

キャリアの成長に関する質問例としては、以下のものがあります。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・この会社で自分が成長できる機会があると感じますか?

・今の仕事はあなたの成長に繋がっていると感じますか?

・会社はスキル向上のための研修や教育プログラムを提供していますか?

・上司や会社はあなたのキャリア形成をサポートしていますか?

・将来のキャリアプランを明確に描けていますか?

・仕事を通じて新しいスキルや知識を身につけている実感はありますか?

 

これらの質問は、従業員が自身のキャリアの成長や発展機会をどれだけ感じているかを把握するために用いられます。

具体的には、会社や上司が提供する研修・教育プログラムや成長支援の有無、新たなスキル獲得の実感、将来展望の明確さなど、多面的にキャリア発展の実態を測定します。

 

こうした質問を通じて、従業員の成長実感を把握することで、職場環境づくりや教育施策の検討に役立てることができます。

 

5.会社のビジョンに関する質問

エンゲージメントサーベイにおける会社のビジョンに関する質問例は以下の通りです。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・会社のビジョンやミッションに共感していますか?

・会社の経営方針を理解していますか?

・会社の将来の方向性に信頼を持っていますか?

・この会社で働くことに誇りを持っていますか?

・会社の理念や価値観が自分の価値観と一致していますか?

 

これらの質問は、従業員が会社の目指す方向性や価値観にどれほど共感し、理解しているかを測るものです。

 

 

会社のビジョンへの共感度は、エンゲージメントに大きく影響します。

従業員が会社のビジョンに共感すると、組織への帰属意識や仕事へのやりがいが高まり、モチベーションが向上します。

 

これにより、生産性や業績の向上、離職率の低下といった効果が期待されます。

 

逆に共感が薄いと、仕事への意欲や組織との結びつきが弱まり、エンゲージメント全体の低下につながります。

 

6.福利厚生と報酬に関する質問

福利厚生と報酬に関する質問には以下のものが考えられます。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・給与や報酬は自分の業務内容や成果に見合っていると感じますか?

・福利厚生制度(健康保険、育児休暇など)は利用しやすく満足していますか?

・会社は従業員の生活をサポートするための施策を十分に提供していますか?

・労働条件や待遇に関する情報は透明で分かりやすいですか?

・報酬や福利厚生に関する不満を会社に伝えやすい環境ですか?

 

福利厚生や報酬は従業員のエンゲージメントに直接的な影響を与えます。

適正かつ公正な報酬は従業員の仕事への満足感やモチベーションを高め、企業への信頼感を育みます。

 

また、充実した福利厚生は従業員の生活の安心感を支え、ワークライフバランスの向上にも寄与します。

これらに満足している従業員は組織への帰属意識が強まり、生産性や定着率が向上する傾向があります。

 

待遇面への不満が続く場合、従業員の働く意欲や定着意識に影響を及ぼすことがあります。

 

7.ワークライフバランスに関する質問

エンゲージメントサーベイのワークライフバランスに関する質問例は以下の通りです。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・仕事とプライベートの時間をバランスよく確保できていますか?

・業務時間外に仕事の対応を求められることがありますか?

・休暇を取得しやすい職場環境だと思いますか?

・あなたの業務量は適切に管理されていますか?

 

これらの質問は、従業員が仕事と私生活の調和をどの程度実感しているか、また職場の制度や環境がそのバランスを支援しているかを把握するために設けられます。

 

適切なワークライフバランスは、従業員の心身の健康維持やストレス軽減につながり、長期的なモチベーション・生産性の向上に不可欠です。

 

加えて、仕事と生活のバランスが取れている環境は離職率の低下にも寄与し、組織全体のエンゲージメント向上に直結します。

 

8.従業員の意見反映に関する質問

従業員の意見反映に関する質問例は以下の通りです。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・仕事で自分の意見が反映されていると感じますか?

・職場で自分の考えを自由に表現できる環境ですか?

・上司やチームはあなたの意見を尊重していますか?

・職場の改善に向けた意見が聞き入れられていると感じますか?

・意見を述べる機会は十分にありますか?

 

サーベイで収集した従業員からの意見についても、その結果を集計・分析した上で、組織や上司が具体的な改善策や対応を明示し、フィードバックを返すことが重要です。

 

こうした双方向のコミュニケーションにより、従業員は自分の声が組織に反映されていると感じ、モチベーションや帰属意識が高まります。

フィードバックは透明性を保ちタイムリーに行うことがエンゲージメント維持に効果的です。

 

9.健康・ストレス管理に関する質問

エンゲージメントサーベイにおける健康・ストレス管理に関する質問例は以下のようなものがあります。

 

【 エンゲージメントサーベイの質問例 】

・日常的に仕事のストレスを感じることがありますか?

・現在の仕事の負担は健康に悪影響を及ぼしていると感じますか?

・職場はメンタルヘルスに配慮した環境だと思いますか?

・仕事中に十分な休憩やリフレッシュの時間が確保されていますか?

・健康管理やストレス対策のための会社のサポート(カウンセリングや健康プログラムなど)に満足していますか?

・仕事のストレスが身体や心の健康に影響を与えていると感じた場合、相談しやすい環境がありますか?

 

これらの質問は、従業員の健康状態やストレスの有無、職場のメンタルヘルス環境の実態を把握するために重要です。

測定は通常5段階評価で行い、集計後にストレスレベルや健康リスクの傾向を分析します。

 

健康・ストレス管理の状況を把握することで、今後の職場づくりや健康配慮の参考とすることができます。

適切な質問設計と結果活用が、従業員の健康維持とエンゲージメント向上に繋がります。

 

エンゲージメントサーベイに関する調査設計の注意点

エンゲージメントサーベイを効果的に活用するためには、質問内容だけでなく、設問数や表現のわかりやすさ、実施後の運用までを意識することで、より信頼性の高いデータが得られます。

 

ここでは、調査設計で押さえておくべき基本のポイントを紹介します。

 

適切な質問数を選ぶ

質問が多すぎると、回答者の負荷が高まり、途中離脱やいい加減な回答が増える可能性があります。逆に少なすぎると見落としが生まれます。

 

目安としては、設問数を絞っても主要な指標(満足・関係・成長など)をカバーできる形にするとよいでしょう。(目安:まずは主要9領域を各2〜3問に絞り、自由記述を1〜2問程。)

 

表現はシンプルに設計しましょう

専門用語やあいまいな表現は避け、読みやすくストレートな文章にします。

「〜と思いますか?」など、回答者が直感的に答えやすい問いにするのがポイントです。

 

■ 形式例:「あなたは◯◯だと思いますか?」/ 回答スケール:「5段階評価*+『該当なし』」

※5段階評価*とは…非常にそう思う/そう思う/どちらともいえない/あまりそう思わない/全くそう思わない

 

定期的な見直しを行う

時間の経過で組織や環境が変化するため、「毎年同じ設問を使い続ける」ことが必ずしも適切ではありません。

 

設問を見直したり、新たに設問を入れ替えたりする運用を取り入れると、より最新の「現場感」に合った把握ができます。

 

エンゲージメントサーベイの重要性

エンゲージメントサーベイは、従業員の意欲や満足度を客観的に把握し、課題解決やモチベーション向上策を打つための重要なツールです。

 

エンゲージメントの向上は、従業員の意欲や組織への関心を高める要因の一つとされています。

結果として、働きやすい職場づくりや定着促進につながる可能性があると考えられています。

 

また、離職率の低下や組織の一体感強化にも寄与し、持続的な企業成長に不可欠です。サーベイの実施は企業にとって、経営判断や人材施策の価値を高める非常に重要なものと言えます。

 

まとめ

今後、ますます少子高齢化による労働者人口の減少が加速する中、エンゲージメントサーベイは、従業員の仕事への意欲や満足度を定量的に把握し、離職率の低下や生産性向上につなげる重要なツールとなります。

 

この記事を参考にエンゲージメントサーベイを活用し、課題の把握や今後の方向性を検討することで、より働きやすい職場づくりの参考にしていきましょう。

 

サプナでは、エンゲージメントサーベイの実施から分析、可視化された課題にアプローチする研修まで、各社に合わせたプランをご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください。

 


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